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生産シミュレーション
教育用キット
自動車関連
生産システムシミュレーション（教育用）： V-FMS21(i)
■ 概要紹介
V-FMS21(i)は工場内における生産活動を支援する生産システム専用の
シミュレータです。
生産工程の変更による生産効率の影響、ボトルネックの発見、レイアウ
ト変更によるラインバランスの検証等、実際の生産と同等のシミュレー
ションにより簡単に検証が可能な生産支援ツールです。
◆ 生産システムの実施検証
- 飛び込み生産と納期予測 - 工程変更による生産性向上の検証
- 生産ライン・組立ラインと多角的なライン設計
- 生産ライン構築・装備とその検証
- 生産システムの事前予測と検証
- 生産システム全体の事前検証と対応
- ボトルネックの発見と対応
- バッファーと装備の検証
◆ 生産システムの設計と運用
- 各装備の Line Balancing と稼働率
- 適正な装備数量の分析
- システムレイアウトの設計と分析
◆ 工程設計
- 工程設計
- 工程設計と生産性の分析
◆ 生産管理と納期予測
- 生産スケジューリング作成
- スケジュールと生産性の分析
- 日程計画による納期予測
■ 特徴
■ 運用フロー
■ 検証例
◆ 経済ロットサイズの決定
A工場の生産ラインで自動車部品を生産しようとしていますが、ロットサイズを２０個にし
た場合と３０個にした場合で、納期および設備の稼動にどのような影響を与えるか検証し
ます。生産情報の設定等は省略します。
1. ロットサイズが２０個の場合
生産計画 (製品数3、ロット数6、総生産数120個）
稼動ガントチャート（終了時間：11日2時32分）
設備別実績チャート
２. ロットサイズが３０個の場合
生産計画 (製品数3、ロット数6、総生産数120個）
稼動ガントチャート（終了時間：11日17時19分）
設備別実績チャート
３. 結果分析
終了時間： ロットサイズ２０個 − 11日2時32分
ロットサイズ３０個 − 11日17時19分
以上の結果よりロットサイズが３０個より２０個の方が納期が早いことが確認できます。
◆ レイアウトの変更による生産効率の検証
B工場の生産ラインで機械部品を生産していますが、レイアウトを変更することにより生
産性にどのような影響を与えるか検証します。生産情報の設定等は省略します。
1. 既存のレイアウト
稼動ガントチャート（終了時間：5日2時1分）
設備別実績チャート（物流設備稼働率：49%、MC1稼働率：11.4%、WASH稼働率：32%）
２. Active Relationshipによる配置分析
上の結果を基に以下の如くレイアウトの変更を行います。
３. レイアウトの変更
稼動ガントチャート（終了時間：4日22時11分）
設備別実績チャート（物流設備稼働率：48%、MC1稼働率：13.4%、WASH稼働率：37.5%）
４. 結果分析
納期 ： 旧レイアウト - 5日2時1分
新レイアウト - 4日22時11分
稼働率 ： 旧レイアウト （物流設備-49%、MC1-11.4%、WASH-32%）
新レイアウト （物流設備-48%、MC1-13.4%、WASH-37.5%）
以上の結果よりレイアウトの変更が、納期及び設備の稼働率に影響を与えていることが
確認できます。
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